2023年1月下旬、クラウド会計ソフト3社が確定申告2023に対応完了
確定申告2023(令和4年度ぶん)の最新書式が国税庁 e-tax から1月に発表されてしばらくたって、クラウド会計ソフト3社
- やよい会計
- freee
- マネーフォワード
が3社とも確定申告2023に対応完了したようです。
2022年度の経費の入力などはできていたが、確定申告書作成やe-tax提出はできなかった
2023年1月中旬までは、3社とも、前年度の2022年1月1日から12月31日までの経費の入力・仕訳作業などはできましたが、最終的な確定申告書の作成、 e-tax での提出などはできませんでした。これは毎年のことで、国税庁が年明けに公式にリリースした書式に合わせてプログラムの回収が必要なためです。税制改正があるにせよないにせよ、確定申告ソフト側で勝手に予想して作れるものもありませんし、作るべきでもありません。(税制改正の中身はわかっているので、予測して準備はしているでしょうが)
また、e-taxの提出では当然、動作確認も必要です。変なものをリリースしてトラブルになる方が大変ですよね。クラウド会計ソフト各社と国税庁が内々にやり取りしていればいいだけのことなのですが、なかなかそうもいかないようですね。
そんな対応期間を経て、1月下旬、クラウド会計ソフト3社とも、確定申告2023の確定申告書作成や印刷、e-taxでの提出ができるようになっていました。
弥生会計は1月26日にメルマガで告知
このうち弥生会計の方からはメールで「1月26日から確定申告機能が利用できるようになりました」というお知らせが来ました。
確定申告期間は2月16日からですか、提出自体はその前から可能ですね。ただ受付日は2月16日扱いとなるそうです。また還付申告に関しては年が明けてからは随時受付してくれるそうです。
freee(フリー)も既に確定申告2023の確定申告書作成やe-taxでの提出可能
一方freee(フリー)の方はメールマガジンでは特に案内はなかったのですが既に確定申告2023の確定申告書作成やe-taxでの提出ができるようになっていました。
freeeのインボイス制度のセミナーは1月31日開催
freeeのメルマガではフリーランスの方、個人事業主の方向けに「誰でも分かるインボイス制度のセミナーを1月31日に開催する」というお知らせが来ていました。
マネーフォワードクラウドも2022年ぶんの確定申告書作成に対応
クラウド会計の3強、残るマネーフォワードクラウドも、ログインすると「2022年ぶんの確定申告書作成に対応しました」といったポップアップが出るようになっています。特にお知らせのメールなどは来ていなかったようです。